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投資を始める前にやっておくべきこと

はじめに
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投資を始める前の下準備

「さあ、投資をしよう」と心に決めたときに最初に何をすべきでしょうか。次のうちのどちらかを選ぶ人が多いのではないでしょうか。

①とりあえず買ってみる、②どんなものがあるかいろいろ勉強してから買う

性格が出るところです。
どちらも一長一短があり、どちらの方がいいかというのは判別しづらいところがありますが、実は、その前に非常に退屈で面倒な作業をしなければなりません。

面倒な上に時間がかかり退屈なこの作業ですが、これをはじめからしておくとあとから地味に差が出てきます。ベテランの人の中にも疎かにしている人もいますけどとても重要なことだと考えています。それらを見ていきましょう。

1.家計簿をつける

まずは家計簿をつけることをおすすめします。

とはいっても、三日坊主の代名詞ともいえる非常に地味で継続が難しい作業ですね。分かります。いきなりハードルが高いものです。しかし、これを避けては通れません。家計簿というのは会社でいえば経理です。経理なしに会社は成り立ちません。収支を知らずに事業を行う会社がないのは、収支が分からないと計画が立てられないからです。

ここで重要なのは次の点です。

  1. 家計簿をつける目的を理解し懲りすぎない
  2. 紙ではなくExcelを使う
  3. 短時間でできるようにテンプレを多用する

家計簿をつける目的を理解し懲りすぎない

家計簿というのは奥が深いもので、凝ろうと思えばどこまでも凝れます。立派な趣味となりえます。中には文字通り手段が目的となって、家計簿をつけることそれ自体が目的となってしまう人もいますが、ここでの目的は飽くまでも自分の収支を把握するということです。

自分の収支を把握するために最低限必要なことは何かを常に頭に思い描いて作るとよいかと思います。例えば、スーパーで買い物に行ったときのレシートを入力する際に、「牛乳250円、卵100円…」などとすべて入力するのはやりすぎです。ざっくり、「○月○日 食費 スーパー 3,257円」などでよいかと思います。

ここで重要なことは、自分にいくらの収入があって、食費、住居費、光熱費…その他諸々でいくらの支出をしているか、その収支から一体いくら投資に回せるのかを正確に把握することです。

生活資金から投資することができる資金を把握しなければならない理由とは、身の丈を越えた投資をしないようにするためです。身の丈を越えた投資は絶対にだめです。収入から生活資金、必要資金を差し引いた余剰資金で投資をしなければなりません生活資金と投資資金は厳格に分けるべきです。これをきちんとしていないと投資それ自体にも影響してきます。

  1. 資金管理ができていないことにより生活が破綻する恐れがある
  2. 生活資金が確保されていないことから、投資に負け込むと心に余裕がなくなり運否天賦にかけるようなメンタルで負ける戦いをしてしまう(冷静な判断ができなくなってしまうという大きなデメリット)
  3. 生活が行き詰まると生活資金捻出のため不利な状況でも換金せざるを得なくなる(分かっている損失を生むというデメリット)

このように家計簿をつけないデメリットは非常に大きいといえます。

自分に投資資金がいくらあるのかを知るために家計簿をつけるのだ生活資金と投資資金を厳格に分けるために家計簿をつけるのだ、そのために必要なことをしているのだということを念頭に置くべきです。

紙ではなくExcelを使う

家計簿というのは一つの職人芸で、TVなどでカリスマ主婦が何冊ものびっしり書かれた綿密な家計簿を披露していますが、私たちが目指すのはそれではないです。分析するためのツールです。よって、分析に不向きな紙媒体ではなく、Excelを使うべきです。

Excelというと、苦手な人、全く使ったことがない人がいる一方で、Excelの職人のような人もいます。Excelも奥が深すぎます。ここでも同じことを繰り返しますが、目的はExcelでかっこよくきれいで複雑な職人芸のファイルを作ることではないです。会社とは比べものにならないくらい単純な単なる個人用の収支をつけるだけです。単純な関数が使う程度でなんの問題もありません。Excelを使ったことがない人でも中学生でもできる四則計算で十分です。あまり懲りすぎないようにしましょう。

※とはいっても、知らず知らずのうちに私のエクセルもかなり凝ったものになってしまっています。しかし、最初は本当に単純なものでした。それでも「データ入力時間は短時間で」という自分のルールは守っています。
なお、表計算ソフトであれば、Excelではなく、Googleのスプレッドシート、MacのNumbersでも何でもよいと思いますが、表計算ソフトはExcelが頭一つ抜けているので私はExcelをおすすめします。また、今は自動で家計簿を作ってくれるアプリ等もあり私も試してみましたが、万人用に作られておりカスタム性が少なく現状かゆいところに手が届かないし、サービスが終了する恐れもあります。Excelは、アプリと比べある程度、汎用性を持っていますし、デファクトスタンダードだといえますので、これから何十年もデータをとっていくことを考えればやはりExcelがよいのではないかと思います。

短時間でできるようにテンプレを多用する

三日坊主になるのは初めから気負いすぎるからです。重要なことは継続して収支を把握することです。それができれば十分なので、できるだけ時短ができるように工夫しましょう。手を抜けるところは徹底的に手を抜けるようにテンプレを用意しましょう

私の場合ですと、このシステムを構築するのに最初は非常に時間を掛けましたが、今では1週間分をまとめて土曜日の日にだいたい20分くらいで入力し終えるくらいにしています。

なお、他人のExcelほど使いづらいものはないと思っていますが、何も参考を示さないのも分かりづらいと思いますのでそのサンプルを別の機会に記事にしたいと考えています。

2.大まかな人生設計を立てる

ライフプランを立てる

お金の入りと出が分かったところで、次に行うのは、自分が今何歳でどういう家族構成で、いつのいつまでにいくら必要かを書き出します。

ここでの目標は常に修正されるべきものですから、大ざっぱでかまわないと考えます。むしろ、老後まで常に変化し続けると考えてもよいかもしれません。「35歳で結婚して、2年後に子供を二人もうけて、教育費はいくらかかり…親の介護はいつから始まって…」というあまりおもしろくない作業となります。これもExcelで作ります。

このように人生設計(ライフプラン)を建てる理由は、投資に限らず、様々な意味において役立つのですけど、投資に限っていえば次の3点です。

  1. 今後、投資でカバーしたい必要なお金をいつのいつまでにどれくらい必要なのかを把握することにより、それによりはじめて、自分にとってどのような金融商品がよいのか、またリスクはどれくらいとるべきなのかが決まってくる。逆をいえば、自分の建てたライフプランによってどの商品のどれに投資をするのかが決定される。
  2. 投資は自分の今の歳によっても決定される。若ければより高いリターンを目指しリスクをとる投資をすべきであるが、老いたときにはマイナスを挽回するだけの時間がないのでより低リスクの投資をすべきである。つまり、歳をとればとるほど、投資ができる選択肢は狭まる。
  3. ライフプランを建てて初めて投資で最も必要な出口戦略を考えられる。出口戦略とは、投資した資金を生活資金に戻す時期である。老後に生活資金が潤沢にあるのであれば、出口戦略は考えずにそれをそのまま子孫に残せばよいが、自分たちが使うために投資したのであれば、それを回収しなければならない。その出口戦略を計算できる。

出口戦略を考える

このように収支を基にした人生設計(ライフプラン)というのは投資を始めるに際して非常に重要なものです。それによって、投資する対象さえ決められるのですから。また、特に、③の出口戦略については、見落としがちですので、初めから真剣に考えるべきです。

日本人の寿命が平均100歳を超えたとしても、投資ができるのはせいぜい70歳までです。70歳を超えて投資はできないと想定した方がよいかと思います。「70歳?まだまだいけるだろう。世界のウォーレン・バフェットだって90歳で現役だぞ」といわれるかもしれませんが、それは周りにお世話をしてくれる優秀なブレーンがいるからです。個人投資家は自分だけです。70歳も超えれば若いときと比べて格段に判断力は落ちますし、目も見にくくなり細かい数字を負うことはできません。集中力も続きませんし、物事を調べるのも億劫になります。もちろん、個人差がありますけど、目まぐるしく流れが変わり、自分の残りの人生をかける慎重な判断が必要な投資には超人を除いて向かないと思います。スポーツ選手がそうするように投資も引退時期を考えるべきだと思います。

ですから、投資は70歳まで、65歳までと決めて、あとは何も考えなくても(判断しなくても)自動的に生活資金が供給されるシステムを作っておく必要があるのです。それが出口戦略です。

3.投資環境を整える

さて、いよいよ実際に投資をする作業に入っていきます。

当たり前のことですけど、まずは、次のことをしましょう。

  1. ネット証券会社に口座を開く
  2. 銀行通帳を最低でも2つ以上にする
  3. なければPCを購入する

ネット証券会社に口座を開く

まずはネット証券会社に口座を開きましょう。楽天証券SBI証券のどちらか一つ開いておけばいい思います。私はどちらにも口座を持っています。詳しい比較とかもそのうちしたいと思いますが、この二社はともに競争しており、新しいサービスをはじめても他方がすぐに追随するので、あまり差はないかなと思います。特にこだわりがなければ、楽天は楽天ポイント、SBI証券はTポイントを投資に回せますので、そのどちらのポイントを多く持っているかで選んでもいいですし、ページの見やすさで選んでもいいかと思います。

どちらかといえば、初心者は、楽天証券の方がHPが使いやすく、楽天カード(クレジットカード)で月5万円までポイント付きで投資できるので、そちらを選ばれた方がよいかもしれません。SBI証券はどちらかというと上級者向けです。

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ネット証券会社に口座を設けるのは、相対の銀行・証券会社のシステムが非常に劣っているから
です。
「詳しいことはよく分からん。誰かに相談したい。」「面倒くさいからとりあえずお金だけ出すからあとは勝手に増やしてくれ」という考え方も一理あると思います。私もそれがその人にとって自分で判断するより効率的であり、また、当紙に書ける時間を他に使いたいというのであれば、非常に合理的だからです。

しかし、日本の相対の銀行・証券会社のサービスの質は高いとは言いがたいです。手数料が高くても(人件費が生じているのだから当然です)、結果を残してくれるのであれば高い手数料を払う価値があります。しかし、運用実績は総じて悪いですし、個人のスキルもばらつきが強く、中には(多数?)成績の悪い自社の商品を勧めてきたりします。それに自分のところで商品を販売しているのであれば、それと競合している他社の商品がいかに優れていても勧めることは難しいでしょう。

私は、銀行・証券会社から完全に独立した投資に関する信頼できるコンサルタントがいて、どの会社からも中立でキックバックをうけず、純粋に専門知識に基づき客観的に資金をマネージメントをしてくれるのであれば、そこに資産運用を任せるのもありかなと思っています。しかし、そんなものは現状は存在しません。ですので、手数料の低いネット証券会社ですべてを自分で自分の責任で行うべきだと思っています。

銀行通帳を最低でも2つ以上にする

すでに銀行口座を2つ以上持っているのであれば、新たに作る必要はありません。しかしないのであれば作るべきです。その理由は、生活資金と投資資金とを完全に分けるためです。この銀行は生活資金のみ、他方、この銀行は投資のみと分けるべきです。その理由は既に述べたとおり、収入から生活資金、必要資金を差し引いた余剰資金で投資をしなければいけないからです。財布が一つでも両者を混合しないというのであれば1つで十分ですが、それはかなり面倒で難しい作業です。そもそも、いちいちそのような作業に労力をさくのは非効率的です。

そして、この2つの口座の資金の行き来は自分の厳格なルールに従ってください。このルールがいい加減であるならば、2つ口座を設ける意味が全くありません。これも個人事業主と似ているところがあります。これは会社の金、これは個人の金。そのように分ける必要があるのは会社でも同じです。

銀行口座はどれでもよいですが、ネット証券会社を利用する際にネットで振り込んだりしますから、メガバンクかあるいは楽天銀行住信SBIネット銀行などのネット銀行がよいかと思います。その際、証券会社とネット銀行を同じ銀行でそろえた方がお得ですし、楽でもあります。

なければPCを購入する

PC派かスマホ派かという長く議論の続く問題ですが、私は投資は現状はPCで行うべきであると考えています。理由は単純に画面が大きいからです。もちろん、スマホでも投資はできますし、私も使っていますが、ちょっとした売買やブログを見るだけならスマホでもいいですが、Excelを使ったり、分析したりするのはやはり画面が大きくないと非効率的です。

今後、スマホのOSが発展してPCのOSと同じようになったとしてもやはり画面の問題は越えがたいと考えています。逆をいえば、27インチくらいのディスプレイでストレスなく動かせるのであれば、スマホのOSだろうがMacだろうがLinuxであろうが何でもいいんじゃないかなと思っています。

4.投資記録をつける

最後に、実際に投資を始めるに際して、Excelの投資記録用のテンプレートを作りましょう。内容としては、いつにいくらで買っていくらで売ったか、そのときの利益はいくらか。その程度でよいかと思います。とにかく続けることがまずは先決だからです。続けていけば知らない間に勝手に複雑なものになっていきます。私のように。

投資記録をつける理由は、家計簿をつけることと同じ意味です。
生活資金の収支の把握が家計簿であるのならば、投資資金の収支の把握は投資記録となるわけです。資金の完全なるコントロールと把握は何事においても最重要事項です。それにより、自分が今どの位置に立っているのか把握できますし、それにより将来の計画が立てられます。

また、自分の判断が合っていたのか、間違っていたのか、反省会が開ける、自己分析においても非常に高い効果を発揮します。

非常に面倒な作業ですが、これをきちんとしていないと、投資をしているのではなく、投資にやらされていることになりかねません。お金に操られるのではなく、お金を完全なる支配下に置きコントロールをするのです。

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まとめ

重要なことをまとめると次の通りとなります。

  1. 生活資金投資資金とを完全に分ける
  2. 生活資金を家計簿により、投資資金を投資記録により、完全に把握して自らの現在の立ち位置を正確に知る
  3. 現在の立ち位置から将来の目標を建て、人生設計(ライフプラン)を構築する

  • 【投資開始】それに最も適したと自分が考える投資を絶えず選択する
    ただし、それは自分の年齢・家族構成・市況とともに変化する(絶えず修正する)
    また投資には終わりがある(出口戦略)

以上です。
この記事が少しでも投資の参考になればと考えています。

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